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|日本生まれ戦隊ヒーローである
モモレンジャーになりたかったババア(当方)が観た、東映生まれのスーパー戦隊シリーズUSA版を、もしもハリウッドがリメイクしたらバージョン。長い。
たーのーしーいーーー!
コレだこれ!
お馴染み、日本生まれの戦隊ヒーローなので、色分けされているので。
レッド、ブルー、ピンク、イエロー、ブラック…く、黒!?
意外な色に驚く。よし。
人間で、変身で。
複数人で一致団結で。
戦闘は、石切場や採掘場で。
爆発しますよ、そりゃそうよ。
ミュージックはしっかりとそう!戦隊モノ!
ちゃんとお約束を実行してくれているじゃないか!
日頃、アメコミ製ヒーロー映画も楽しんではいるものの。
やはり、和製ヒーローは段取りが染み付いているからウキウキ度が違う。
たとえば、大ピンチになって、どうなるのこれ…!?
…こうなったらアレしかない…!
と、こちらが想像した通りのアレを実行してくれるからガッツポーズだ、うぇ~い!
|スタッフとキャスト声優について
白人、黒人、アジア人、スパニッシュ、美人。
と、バランスに配慮したキャスト陣は、初めまして尽くし。
主演のレッド役デイカー・モンゴメリーはハリウッドでの初仕事。
日本語吹き替えは勝地涼で、初の声優挑戦。初々しい。
ピンク役ナオミ・スコットはこの度、実写版『アラジン』のジャスミン役に抜擢された。
広瀬アリスが初の吹き替え。勇ましい。
その他のキャストはガチの人気声優が声を当てており、とてもグー。
殊に悪役担当エリザベス・バンクスが、夏木マリに激似。
声は沢城みゆきなのだけれど、スタジオ収録と思えぬ声量&演技で、いい!
古田新太が上手すぎて、全く気づかなかった。
ナゼ、アジア枠は日本人じゃなく中国人なのホワイ?
と思うも、当のブラック役ルディ・リンがイケメンだから許す。
ディーン・イズラライト監督は南ア出身の1984年生まれ、32歳。若い。愕然。
初めての大作でここまで手堅いとは。
子どもの頃に同シリーズに夢中になり、空手を習い始めたというから愛を感じる。
|青春白書ヒーローである
若者の苦悩とチャレンジ。
おいおい~的なツッコミと、ズッコケ。
ヌルヌルっとした各スーツもカッコよろしく、メカもグー。
スタントを出来るだけ使わない方針に応えた、俳優陣の頑張りも。
変身までの経緯が物議を醸したが、あの焦らしは好きだ。
あのタメがあってこその、変身キタキタキターーーー!なのだから!
町の危機に立ち向かうというご近所展開も、馴染み深い。
『ベスト・キッド』や『』も頭をよぎったり。
そもそも、1994年から放送されたUSA版TV放送は大人気。
世界160か国で放送された。
当時、アメリカの2歳から11歳までのお子さま視聴率が、91%…!
永井豪アニメ『UFOロボグレンダイザー』の視聴率100%(inフランス)にも迫る勢いだ。
和製ヒーローやアニメが輸出されるまで、欧米では子供が観るTV番組が無かったと聞くが、本当かもしれない。
今もこうして、幼心に火を点けてくれる優良コンテンツだ、誇らしい。
キャスト予算は抑え目。
CGに予算を注ぎ込み、出来上がった大バトル。
ドッカンドッカンと火花が散るのに、人が死んでいる様子がない安心感。
これぞ、リメイク戦隊ハイスクール青春白書。
不入りだ何だというけれど、いつだって楽しんだ者が勝者。
ぜひとも続編を!プリーーーズ!
スクリーン日本語吹替版
Power Rangers 2017年・アメリカ 監督: ディーン・イズラライト 出演: デイカー・モンゴメリー、ナオミ・スコット、RJ・サイラー、ベッキー・G、ルディ・リン、エリザベス・バンクス、ブライアン・クランストン、ビル・ヘイダー、デビット・デンマン 声の出演: 勝地涼、広瀬アリス、杉田智和、水樹奈々、鈴木達央、沢城みゆき、古田新太 |
沢城みゆき⇒ 、、
※鑑賞の感想です。情報に誤りがございましたら御一報頂けましたら幸いです。
ベスト・キッドでゆったり気分
私は空手の知識が全くないから、何流がエエのか分からない。
数年前から見かけていた空手教室にとりあえず行ってみようと思ったのである。
空手の練習を初めて見たが、面白かった。
私も子供の頃、こんな空手ならやりたかったなと思う程である。
学校を終えて行く練習なので、4歳の息子はかなり疲れた様子で体験入学していたが、それでも必死に付いて行く姿は先生からも「ちょっと小さいけど、まあ頑張ってましたしね」と言う事で、あと数か月待てば入学できますねとの許可を頂いた。
先生が2人いたのであるが、その空手道場が道場とは言えない小屋のようなボロボロさであった。
壁が落ちてきたのか、至る所にガムテープが張ってあり、だましだましで修正し今日まで持ちこたえて来たような感じであった。
がしかし、床は見事に磨かれピカピカであった。
通っている子供達数人とその保護者らが素朴な感じで、見学しながらもフレンドリーに私に話しかけてくれ、通わせている親御さんの感じも良かったのである。
また2人の先生が心から空手を教える事に情熱を持ち、楽しんでいる姿が伝わってきたのも良かった。
その数日後、別の空手道場に見学に行った。
ここは娘の同級生らが多く通っており、道場らしき道場であり、綺麗な建物である。
前には仏壇が飾られ、アジア人のオッサンの顔が額に入れられ掲げてあった。
子供の数も先日見に行った空手道場の7倍、思わず映画の「ベストキッド」を思い出した。
人気の高い空手道場と、祖父の代から地道にやってきた空手道場。
私は迷うことなく先に行った方に通いたいと思った。
決め手は私の勘と好みであるが、ガムテープで壁が修正されていても、私は空手の楽しさが伝わった方が大事なのではないかと思ったのである。
まだ通い始める日は決まっていないが、いつかあの大人数の空手道場の子供VS地道空手道場の子供達の戦いの日が見れるのか・・と思うと、思わずベスト・キッドをもう一度見てみたいと思う今日この頃である。