愛しいBB-8ニュース

監督： ライアン・ジョンソン
製作：キャスリーン・ケネディ/ラム・バーグマン
製作総指揮：Ｊ・Ｊ・エイブラムス/トム・カーノウスキー/ジェイソン・マクガトリン
キャラクター創造：ジョージ・ルーカス
プロダクションデザイン：リック・ハインリクス
衣装デザイン：マイケル・カプラン
編集：ボブ・ダクセイ
音楽：ジョン・ウィリアムズ
出演：マーク・ハミル/キャリー・フィッシャー/アダム・ドライヴァー/デイジー・リドリー/ジョン・ボイエガ/オスカー・アイザック/アンディ・サーキス/ルピタ・ニョンゴ/ドーナル・グリーソン他

「スター・ウォーズ」サーガの新３部作の幕開けとして2015年に公開された「スター・ウォーズ／フォースの覚醒」の続編。

評価★★★★☆

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[STORY]

レイア将軍率いるレジスタンスはファースト・オーダーの猛攻に晒され、基地を手放し決死の脱出を図る。その頃、レイは伝説のジェダイ、ルーク・スカイウォーカーを連れ戻そうと説得を試みていたが、ルークはあるトラウマから心を閉ざし、彼女の頼みをかたくなに拒むのだった。

[IMPRESSION]ネタバレ注意！

「遠い昔、はるか彼方の銀河系で…。」
このタイトルが流れると鳥肌が立ちます！( ;∀;)

物語はレイア・オーガナ将軍率いるレジスタンス。レイア・オーガナ将軍率いるレジスタンスがファースト・オーダーから反撃を受け激しい攻防を繰り広げているシーンから始まる。
レジスタンスは拠点の惑星ディカーを捨て脱出することに。
脱出までの間、ポー・ダメロン率いる部隊が出撃し時間稼ぎ。
そんな中、女性兵士のペイジがファースト・オーダーの旗艦に大量の爆薬を投下し自らも命を落としてしまう。

その間にレジスタンスはハイパースペースで緊急離脱に成功。
しかし仲間を多く失ったことで、レイアはポーのやり方に激怒。

その頃、レジスタンスを逃したことでファースト・オーダーのハックス将軍は最高指導者スノークから叱責され、レジスタンスを追うよう命じられる。

さらにスノークに呼び出されたカイロ・レンは自分で父を殺したことで心の弱さは克服したと主張するが、スノークはまだ克服できていないと失望する。

一旦は緊急離脱に成功したレジスタンスだったが、結局はハックス将軍率いるファースト・オーダーに追いつかれることに。
カイロ・レンも自ら戦闘機に乗り、レイアの乗る旗艦を撃とうとするが、躊躇してしまい結果的に撃つことが出来なかった。

すると他の機がレイアの艦隊を爆撃。
レイアは宇宙空間に投げ出されてしまう。
しかしなぜかレイアはフォースを使って艦に戻り、その後意識不明の重体に陥ってしまう。
緊急時に交替で指揮を執る事になったのがホルド提督だったが、艦隊は燃料切れ・・・バリアの効力もどんどん低下していた。
そこでホルド提督が提案したのが、艦隊を捨て輸送船で脱出すること。

この作戦に猛反対したポーは、今やるべきことは、ファースト・オーダーの追跡をかわすために追跡装置を無効化することだと主張。
しかしスター・デストロイヤー内部に潜入する必要があり、さらには潜入後にコードを解除する必要があるという・・・・。
これ以上、仲間を失いたくないホルド提督はポーの提案をすぐさま却下。

失望したポーは少人数で作戦を遂行することを決める。

その頃、前作から昏睡状態だったフィンが意識を取り戻し、1人でレイの元に行こうと試みるが整備員のローズに見つかってしまう。
フィンの行動を不審に思ったローズだったが、結局は行動を共にすることに。

ポーの計画を聞いたフィンはもともとファーストオーダーの一員。
内部に詳しく潜入経路も熟知している。
しかしコードを解除できる人間を探す必要があるため、ひとまず惑星カントニカへ向かうことに。
しかしカントニカでフィンとローズ、BB-8は捕まって留置所に入れられてしまう。
その留置所で作戦を練り直していると、コードを破れるという男DJと出会い、一緒にカントニカから脱出してスター・デストロイヤーに向かうことになった。

一方のレイとチューバッカとR2-D2はミレニアム・ファルコンで惑星オクトーを訪れ、ルーク・スカイウォーカーにライトセーバーを手渡す。
ルークはレイを追い返そうとするが、レイは何日も彼につきまとい帰ろうとはしない。

そんなある日、ルークはひっそりとミレニアム・ファルコンに乗り込みR2-D2と再会。

R2-D2は30数年前にレイアがオビ＝ワン・ケノービに助けを求めた時のホログラムを見せる。
思わず「ずるいよ」と言うルークはレイと向き合う事を決意。
さらにルークはレイが強力なフォースの力を持っていることに気づき、3つのジェダイの訓練をしてやるというが、いづれジェダイは滅ぶ運命なのだとも話す。

訓練のさなか、フォースを操ることに慣れてきたレイは、カイロ・レンのフォースと共鳴し始める。
お互いの心を読み、目の前にいるかのように話し始めていた。
その様子を見てしまったルークはすぐに二人のフォースを引き離す。
ルークはレイが闇のフォースまで受け入れようとしていることに気づき、かつて暗黒面に落ちたカイロ・レンの姿と重ねてしまっていた。
するとルークはレイに、かつての弟子だったカイロ・レンことベン・ソロの暗黒面を阻止することが出来ず、結果として12人いた弟子を全て失うことになったと話した。

レイはルークに、カイロ・レンと和解するよう迫り、カイロをスノークから助け出そうと孤島を飛び出していった。

彼女を止められなかったルークは古木の洞窟へと向かい、ジェダイの古文書を燃やそうした。

すると、そこにヨーダが現れ、フォースで落雷を引き起こし、古木ごと古文書を燃やしてしまった。
そして、「師は弟子に越えられるために存在する」とルークを諭すのだった。

一方のレイは小型ポットに乗り移りファースト・オーダーの旗艦へ向かう。
そこでレイを待っていたのは、手錠を用意したカイロ。
カイロはレイに手錠をつけ、スノークの元へと向かう。
レイはカイロに善の心が残っていると信じ、説得を続けるが、カイロもまたレイを仲間に引き入れようとしていた。

スノークの前に連れられたレイは反抗的な態度をとるが、スノークはフォースの力でレイを圧倒。
そしてレイとカイロに、二人が交信できるようになったのは、スノークの力によるものだと話すのだった。
カイロの心の弱さと、レイの純粋さを利用した罠だったと。
スノークはカイロにレイの処刑を命じるが、カイロはレイを殺すふりをしてスノークをライトセイバーで殺してしまう。
次の瞬間、襲い掛かってきた親衛隊をレイとカイロの二人で制圧するのだった。

一方、フィンとローズとDJはファースト・オーダーの旗艦に潜入、コードを破り追跡システム内部に入る。
しかし待ち構えていた兵士に囲まれてしまう。

そしてファースト・オーダーから大量の報酬をもらうDJの姿があった。

同じ頃、レジスタンスではレイアが目覚めていた。
ホルドの指示に従わないポーに対しレイア自らブラスターを撃ち、ポーを気絶させる。
ポーが目覚めると、すでに輸送艦への移動が終わりかけていた。
しかしレイアはホルドが古い基地のある惑星クレイトにみんなで避難し再起を図るという真意をポーに告げる。

そしてホルドは自ら旗艦に残り、輸送艦に乗るレイアに別れを告げる。
しかしホルドの作戦はすぐに見破られ、輸送艦に激しい攻撃を仕掛けてくるファースト・オーダー。
するとホルドはファースト・オーダーの旗艦に全速力で近づき、ワープをしかけ旗艦に大きなダメージを与えることに成功するのだった。

ホルドの攻撃で旗艦が次々と爆発する中、レイはカイロにレジスタンスを救出しに行こうと伝えるが、スノークを倒したことでカイロの心の内は野望に溢れており、逆にカイロはレイに仲間になれ、と告げる。

しかし当然拒絶し絶望するレイ。
追い打ちをかけるようにカイロはレイの生い立ちを告げる。
レイの両親は酒代欲しさにレイを売り払った飲んだくれだった…と。
レイはカイロの懐にあったルークのライトセーバーをフォースの力で奪おうとするが、カイロも必死で阻止。
お互いの力によってライトセイバーは真っ二つに裂かれてしまい、衝撃で二人は気絶してしまう。

その頃、フィンらはBB-8の助けで脱出、フィンはキャプテン・ファズマと死闘の末、シャトルを奪ってメガ・デストロイヤーから脱出。

目が覚めたカイロの前にレイの姿はもうなかった。
そこに駆け付けたハックス将軍をカイロが制圧し、カイロを最高指揮官として認めることとなる。

カイロは惑星クレイトに出撃。
帰還したフィンらも共にクレイトの基地に立て籠もるが、ほどなくしてカイロ・レンはハックス将軍と共に部隊を率いてクレイトに侵攻してきた。

ファースト・オーダーはデススター並みの兵器も投入してくるが、ポーやフィンらも古びたスキースピーダーに乗り込み出撃。

しかし兵力は圧倒的にファースト・オーダーが上。
フィンが自爆覚悟で兵器に突入しようとしたところ、ローズが阻止。
そのせいでローズが大きなけがを負ってしまう。

絶望的な状況下、レイアの前にルークが現れる。
そして1人カイロの前に出ていき、彼と対峙することに。

しかし戦いが始まると、カイロはなぜか違和感。
そして、やがて目の前にいるルークの体が生身ではなく、フォースによってオクトーにいる自分（ルーク）を投影させたものであることに気づく。
それでも攻撃をやめようとしないカイロに、ルークは「父であるハン・ソロと同様、自分もまたカイロから離れることはない。最後のジェダイが自分ではない」と語りかける。
そしてルークの体は消え去ってしまうと同時に、オクトーのルークも消えてなくなってしまったのだった。

同じころ、ミレニアム・ファルコンに乗ったレイとチューバッカが到着。
レイアやフィン、ポーらを連れてミレニアム・ファルコンでクレイトから脱出し危機を脱したのだった。
いつかレジスタンスに呼応してくれる星々が現れると信じて銀河の果てに飛び立っていった。