長濱ねるの人気はいつまで続くのか、旬なアイテムをズラリネットショップに揃えてます
長濱ねる 西尾氏、イチ押し。
学園パロ
てち♂不良 ガラスを割れのかっこいい感じ
ねる♀学園のマドンナまた会ってくださいの可愛らしい感じ
ねるが絡まれているところをてちが助けお互い惹かれ合う。
学園パロと言いつつ、学校にいるシーンは出てきません。すみません。
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平手 友梨奈side
ボキッ
『あぁぁぁぁ!!』
平手「おいおい、そんなもんかよ」
ドンッ
『ぐはぁっ…!!』
平手「立てよ。」
僕は地べたに血を流しながら倒れている男の胸倉を掴みながら起き上がらせる。
『やめてっ…ください。』
平手「おいおい。喧嘩売っといてもう降参かよ」
胸倉から手を離すと
『おいっ、帰るぞ…』
と声をかけて仲間たちと逃げていく。
平手「チッ…くそっ。」
僕はパーカーのフードを被り明るいトンネルから暗い夜の街に出る。
深夜の0時なだけあって、人通りは少ない。
平手「…てっ!」
いきなり右肩に激痛が走った。
服を捲って確認すると、赤くなって出血している。
あぁ。
さっき、バッドで肩殴られたっけな。
すぐにボッコボコにしてやったけど。
平手「…帰るか。」
一人でそう呟いて歩き出す。
細いわき道を通って大通りに出る。
大通りは明るい。
僕は、暗いところが好きだ。
人がガヤガヤしてるところは、喧嘩も出来ない。
だから、嫌いだ。
俯きながら大通りを通り抜けてまた暗い道に出る。
すると、
『姉ちゃん、かわいいね』
『俺たちと遊ばない?』
『楽しいことしてあげるよ』
??「やっ、…やめてくださいっ!」
一人の女の子が三人の男達に囲まれている。
目を細めて女の子を見ると、僕と同じクラスで学校のマドンナ?的存在の子だ。
顔はかわいいと僕も思う。
『遊ぼうぜ〜』
ねる「やっ!」
『俺らあんま乱暴したくないからさ、優しうちに着いてきた方がいいよ?』
そういって長濱ねるの腕を掴む男たち。
彼女は、すごく嫌がって抵抗しているが、男たちにはやはり彼女の力なんてビクともしない。
今にも泣き出しそうな彼女。
はぁ。
仕方ない。
平手「おい」
長濱の腕を掴んでいた腕を引き離した。
『あ?なんだてめぇ』
ねる「平手くんっ?」
僕の名前…知ってるんだ。
珍しい…
平手「長濱…逃げて」
僕は長濱の背中を軽く押す。
ねる「えっ…でも、平手くんが…」
平手「大丈夫。
僕は、こんな雑魚どもには負けないから」
『はぁ?なんだてめぇ!言わせておけば調子に乗ったことばっか言いやがって』
平手「早く行け。長濱。」
ねる「…ありがとう。平手くん。」
そういって長濱は走って行った。
ったく。
なんでこんな時間にうろうろしてんだよ。
『よくもやってくれたなあ!』
男たちは相当怒っている。
一人の男は金属バッドを持っていたみたいだ。
平手「ふっ…面白そうじゃねえーか」
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長濱 ねるside
変な男の人達に絡まれているところを同じクラスの平手くんに助けてもらった。
学校で相当問題児である平手くんがまさか私を助けてくれるなんて…
それに、名前だって…興味無さそうな平手くんが名前を覚えていることって絶対にないよね?
さっき、平手くんが私の目の前に立った時…右肩が赤く染まっていた。
心配で仕方なかったけど、『早く行け。』と言われてしまいやも終えず走って逃げてしまった。
男の人の一人が金属バッドを手にしていた為、平手くんが…心配だ。
私は、いてもたってもいられず道を引き返した。
『やべぇーよ。アイツ…』
『何者なんだよ…』
『いてぇ…』
さっきの男の人たちとすれ違った。
男の人たちは血を流しながらヨレヨレしながら走っていた。
私は、急いで平手くんの所に向かった。
平手くんは壁に寄りかかりながら座っていた。
ねる「平手くん…」
平手「あっ…長濱。」
ねる「血っ…」
平手くんは口や頭から血を流していた。
平手「どうってことないから…」
そういって立ち上がる平手くん。
でも、体は正直で立っていることすら苦痛みたいだ。
平手くんは私の腕の中に倒れてきた。
平手「おっと…わりぃ。」
ねる「ごめんね…私のせいだよね…ほんとにごめんなさい。」
平手「学校のマドンナさんを助けないわけにいかないだろ」
平手くんはニコッと微笑んだ。
ねる「笑顔。」
平手「…んっ?」
ねる「平手くん、笑うとかわいいよ!」
平手「はぁ?」
ねる「ごっ、ごめんなさい…」
平手「ん」
ねる「とりあえず、家来て」
平手「いや…それは…」
ねる「だめだよ!手当てしないと!」
私はヨレヨレな平手くんを支えてお家に連れてきた。
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平手 友梨奈side
平手「ってぇ…」
ねる「我慢!」
平手「もっと、優しく手当てできねぇーのかよ」
ねる「出来ない!」
平手「…ってぇ…だから、痛いって」
長濱の消毒の仕方が痛い。
なんで、直で消毒液つけんだよ…
いてぇーじゃねーかよ。
ねる「よしっ!終わり!…あっ、肩見せて」
平手「いや、肩はいいっ…」
ねる「いいから!」
僕は大人しく服を捲って肩を見せる。
ねる「うわぁ。痛そう。」
平手「痛いもん。」
ねる「上脱いでくれる?包帯巻く」
平手「…いいよ。めんどくさい。」
ねる「言うこと聞いてっ!」
平手「…はいはい」
仕方なく上を 脱 い だ。
長濱丁寧に包帯を巻いてくれた。
包帯を巻いてる顔が可愛くて、僕の目線は思わず、唇にいってしまう。
ねる「…ん?」
長濱の唇を直視していると長濱が顔を上げて僕の顔を覗く。
顔ちかっ。
ねる「平手くん、顔真っ赤だよ?
大丈夫??」
平手「…ふんっ…だ、大丈夫だし…」
長濱から目を逸らす。
ドキッドキッドキッ
な、なんだよ。
心臓の鼓動がくそ早い。
お、治まれ!
ねる「よいしょっと!はい!これでもう大丈夫!」
平手「あ、りがとう」
ねる「ふふ(笑)
どういたしまして」
そう言って微笑む長濱。
モテる理由…分かるかも。
ねる「あっ、なんか、お礼しないとね」
平手「お礼?」
ねる「助けてもらったお礼!」
平手「あーいいよ。そんなの。」
ねる「だーめ!私の気が済まない。」
真剣に僕の目を見つめる長濱。
じゃあ…
平手「僕と付き合って…よ」
ねる「…え?」
平手「なんか、今…すごい。心臓の音うるさい。
これって恋なんだと思う。初めて。
僕、長濱が好きなんだと思う。」
ねる「……。」
平手「な、長濱?」
ねる「…私も!ずっと、前から気になってた!」
平手「えっ…」
予想外のことに驚きを隠せない。
ねる「助けて貰って…好きになりました。」
平手「…っ!」
可愛すぎんだろ。
平手「…んっ。」
思わずキスをした。
ねる「…っ。」
長濱は顔を真っ赤した。
平手「絶対…幸せにする。」
僕は長濱を抱きしめた。