今まで知らなかった真珠の耳飾りの少女の新事実♪
こんばんは!ひのははです。
フィギアスケートでは美しさ極まる演技で、日本に金、銀メダルがもたらされ、将棋界では初の中学生六段誕生と今日の日本は盛り上がりましたね。そんな中、私は国立新美術館で開催中の「至上の印象派展 ビュールレ・コレクション」
で美少女を見て盛り上がってきました。
この展覧会の目玉は、ルノワールの《イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢(可愛いイレーヌ)》です。
うたい文句が「絵画史上、最強の美少女」というものです。
でも、どうですかねぇ~。最強の美少女はフェルメールの《真珠の耳飾りの少女》
じゃないかと思うのです。ハッとして振り返った瞬間、少女からおとなの女性へ近づきつつある感じが潤いのある唇から感じられます。
しかし!ルノワールの描くイレーヌは、実際に目にすると息をのむ美しさです。透き通るような白い肌に若々しい赤みがさしていて、柔らかそうな髪が細かい筆致で描かれています。人物を際立たせるために軽めに描いた背景の緑が、イレーヌの上品な感じを醸し出しています。
つまりフェルメールの美少女は活発でちょっとお色気も感じられるに対し、ルノワールの美少女はお上品でまだ幼さが残るといったところです。2人はタイプが違うのであって、優劣つけがたい美少女であることは間違いありません。
ちなみに《真珠の耳飾りの少女》はびじゅチューン!でも「真珠の耳飾りのくノ一」
とされていることからして、やっぱり活動的な印象があると思われます。
このルノワールの作品を見るためだけに、国立新美術館に足を運んでもいいくらいですよ。
もちろん、この作品だけでなく新古典主義の巨匠・アングルの《イポリット=フランソワ・ドゥヴィレの肖像》、ロマン主義のドラクロワ《モロッコのスルタン》など、さすが!とうならせてくれるそれぞれの画家の特徴がよく表れた作品も多数出品されています。
なお、展示室の最後に写真を撮ってもよいコーナーが用意されていて、モネの《睡蓮の池、緑の反映》という大きな作品の写真が撮れます。
会場に入る前にデジカメやスマホを持つのをお忘れなく。
また、今月28日までに行くと非売品のポストカードがもらえますので、行くならぜひお早めに\(^_^)/
真珠の耳飾りの少女元気ハツラツぅ?
これを観たかったのです。
時間がなくて
久々の絵画鑑賞。