噂の「フェリシーと夢のトウシューズ」を体験せよ！

私は野球観戦の前か後に映画鑑賞を組み込むことがあります。

野球と比べると盛り上げ方が欠けるのは確かですが、映画には映画でしか観ることが出来ない、感じることが出来ない魅力があります。

少しアニメ映画について語ります。

昨年の夏は「君の名は。」が公開されて日本映画史上歴代４位の興行収入を記録しました。

観客数１９５０万人。ジャイアンツやタイガースの５年分の観客数を９ヶ月で稼ぎました。

まさか、昨シーズン終盤に公開された映画が今シーズン開幕後も普通に上映されているとは夢にも思いませんでした。

また、いつも通っている神宮球場の近隣が「君の名は。」には多く登場します。

外苑前、信濃町の歩道橋（劇中４回登場！）、四谷三丁目の途中にある須賀神社（ラストシーン）などスワローズファンにはなじみの深い光景が劇中に出てきます。

そして、一番の注目は一塁側に座るとレフト後方に見えるドコモタワー。

これはキービジュアルで「君の名は。」を彩ります。

「君の名は。」はブルーレイも発売されましたのでむさぼるように観ていますが、何かが違う。

そう、映画館で観るのと比べて画面の大きさも音響も劣るので「映画館の凄さ」を身にしみて感じます。

野球もテレビではスタジアムの臨場感はどんなに頑張っても再現できません。同じなのです。

その他、昨年は「ガラスの花と壊す世界」「この世界の片隅に」「聲の形」などアニメの大ヒット作が続々登場しておりました。

そんな中で今年は「モアナと伝説の海」を皮切りに続々と公開されます。

千葉から野球観戦の帰りに観た「夜は短し歩けよ乙女」は秀逸でした。

所沢からの帰りに観た「夜明け告げるリーのうた」は泣けました。

「宇宙戦艦ヤマト」は自作が楽しみです。「ガンダム」は土曜日からですね！

現在、公開中の映画としては

「メアリと魔女の花」

「フェリシーと夢のトウシューズ」

「打ち上げ花火、下から見るか、横から見るか」

などがあります。

「メアリ」はジブリの後継のような作画でストーリーもそれっぽいので万人向けです。外しません。

「フェリシー」はバレエダンサーにあこがれる孤児が夢を叶えるストリーですが、少し子供向け。吹き替え版の講師役がバレエダンサーの熊川哲也さんであまりに上手でビックリします。

「打ち上げ花火」は「君の名は。」の後継に当たるような作品でプロデューサーが同じ。ストーリーが深いので集中力のない人には向きません。合う人と合わない人がいると思います。上級者向き。

そんな中、先週から小規模で上映されているのが「君の声を届けたい」です。

湘南を舞台に描かれた青春映画ですが、湘南を象徴する風景にソフトタッチのキャラクターデザイン。

少しの時間だけ青春時代に戻ったように感じさせてくれる単純で素敵なストーリー。

ＳＮＳ全盛の今、声で伝える大切さをメルヘンチックに仕立てたストーリーで主張する。参った。

そして、驚いたのが声優さん。

ベテラン、一流声優が脇を固めながら、オーディションで選抜された新人声優の透き通った瑞々しい声。これは魅了されました。

風景画に「君の名は。」を感じましたが、エンドロールを見て納得。

「君の名は。」制作会社のコミックスウェーブフィルムの３名の名前が・・・。

どうりで綺麗なわけです。

土屋太鳳さん(@taotsuchiya_official)がシェアした投稿 – 2017 Aug 12 7:37pm PDT