知英を知らない子供たち
■The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ(原題:THE BEGUILED)
評価:大変よくできました
監督:ソフィア・コッポラ
原作:トーマス・カリナン「ビガイルド 欲望のめざめ」
出演:コリン・ファレル、ニコール・キッドマン、キルステン・ダンスト、エル・ファニング、ウーナ・ローレンス、アンガーリー・ライス、アディソン・リーケ、エマ・ハワード・・・他
上映時間:93分
製作国:アメリカ
オフィシャルサイト:
■ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ(原題:THE BIG SICK)
評価:よくできました
監督:マイケル・ショウォルター
出演:クメイル・ナンジアニ、ゾーイ・カザン、ホリー・ハンター、レイ・ロマノ、アヌパム・カー・・・他
上映時間:120分
製作国:アメリカ
オフィシャルサイト:
【2018/02/24公開作品】
■ザ・シークレットマン(原題:MARK FELT: THE MAN WHO BROUGHT DOWN THE WHITE HOUSE)
評価:よくできました
監督:ピーター・ランデズマン
原作:マーク・フェルト、ジョン・オコナー
出演:リーアム・ニーソン、ダイアン・レイン、マートン・ソーカス、アイク・バリンホルツ、トニー・ゴールドウィン、ブルース・グリーンウッド、マイケル・C・ホール、ブライアン・ダーシー・ジェームズ、ジョシュ・ルーカス、エディ・マーサン、ウェンディ・マクレンドン=コーヴィ、マイカ・モンロー、ケイト・ウォルシュ、トム・サイズモア、ジュリアン・モリス、ノア・ワイリー・・・他
上映時間:103分
製作国:日本
オフィシャルサイト:
■レオン
評価:よくできました
監督:塚本連平
原作:清智英(原案)、大倉かおり(漫画)「レオン」
出演:知英、吉沢亮、大政絢、斉藤慎二、ミッツ・マングローブ、原幹恵、河井青葉、山崎育三郎、竹中直人・・・他
上映時間:100分
製作国:日本
オフィシャルサイト:
■空海―KU-KAI― 美しき王妃の謎(原題:妖猫傳)
評価:がんばろう
監督:チェン・カイコー
原作:夢枕獏「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」
出演:染谷将太、ホアン・シュアン、チャン・ロンロン、火野正平、松坂慶子、キティ・チャン、チン・ハオ、リウ・ハオラン、チャン・ティエンアイ、オウ・ハオ、ティアン・ユー、チェン・タイシェン、チャン・ルーイー、シン・バイチン、リウ・ペイチー、阿部寛・・・他
上映時間:131分
製作国:日本、中国
オフィシャルサイト:
■劇場版 Infini-T Force/ガッチャマン さらば友よ
評価:がんばろう
監督:松本淳
出演:関智一、櫻井孝宏、鈴村健一、斉藤壮馬、茅野愛衣、遠藤綾、鈴木一真、船越英一郎・・・他
上映時間:90分
製作国:日本
オフィシャルサイト:
■さよならの朝に約束の花をかざろう
評価:がんばろう
監督:岡田麿里
出演:石見舞菜香、入野自由、茅野愛衣、梶裕貴、沢城みゆき、細谷佳正、佐藤利奈、日笠陽子、久野美咲、杉田智和、平田広明・・・他
上映時間:115分
製作国:日本
オフィシャルサイト:
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評価:よくできました
監督:齊藤工
原作:はしもとこうじ
出演:高橋一生、松岡茉優、斎藤工、神野三鈴、波岡一喜、森田哲矢、榊英雄、金子ノブアキ、佐藤二朗、リリー・フランキー・・・他
上映時間:70分
製作国:日本
オフィシャルサイト:
■The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ
アメリカ南北戦争末期の南部バージニア州を舞台に、男子禁制の女子寄宿学園に森で見つけた負傷した北軍兵士を治療するために学園内にいれ看病をするようになったことから、彼をめぐり女性たちが情欲と嫉妬がむき出しになっていく姿を描いたサスペンス・ドラマだ。
原作はトーマス・カリナンの小説で、1971年に公開された「白い肌の異常な夜」のリメイクだ。男子禁制の女子寄宿学園に治療のため匿われた右脚に重傷を負った北軍の負傷兵。親切心のはずの看病だったはずが、女性ばかりで暮らしていたため、負傷兵に対し並々ならぬ関心を持つようになる。そんな彼女たちの姿を楽しむ男だったが、彼の興味を引くための情欲と、寄宿舎の女同士の嫉妬に恐怖を感じていく。女の園の嫉妬劇なので目新しさはないが、情欲の裏に潜んだ女性の怖さを描いている。基本は心理サスペンスだが、女たちのサイコな部分がホラーのようで怖さを感じてしまう。終始薄暗い映像、ツッコミどこも多いが、女性監督らしい視点からの怖さを感じられる映画だった。
2018.02.27発行(七海見理)
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何故アマゾンは知英を採用したか
1月27日に知英主演の「オーファンブラック~七つの遺伝子(以下「七つの遺伝子」とします)が最終回を迎えました。
私なりの感想を話したいと思います。
まず残念だったことをざっくりと箇条書きにすると、
・最初の緊張感が最後まで続かなかったことが残念
・伏線が回収されないまま最終回を迎えたことが残念
結論から話しますと、初回放送から第4話くらいまではサスペンスとしての仕上がりは素晴らしいものでした。
特にこのドラマのテーマである「私は誰?」という答えがわからないままトラブルに巻き込まれていく沙羅には完全に感情移入し、どんどん不安になっていきました。
しかし第5話以降、クローンはモルモット、その裏にダイアード社がいることが分かってからの展開は緊張が途切れた印象がありました。
とは言っても、よくTVで放送されているサスペンスモノのドラマに比べてもひけを取るわけではありませんが….
むしろ、第1話の急転直下ぶりがあまりに凄かったのが私の期待値を高めすぎたのでしょう。
また物語に散りばめられた伏線の回収不足は、もう少し丁寧に回収してほしかったというのが本音です。
例えば真緒子が高畑智子を射殺した経緯や、謎の韓国人オク・ヨンエが車に乗ってきた理由とか….
そして最大の謎は、いとも簡単に沙羅を「削除して」と言ってしまうほど冷徹で残忍なダイアード社CEOの黒崎裕香が、社に乗り込んできた沙羅の「オリジナルもクローンも関係ない、私は沙羅」と切った啖呵に改心?してしまうのはあまりにも性急すぎです。動機も薄いと思います。
伏線の回収不足は原作「オーファンブラック~暴走遺伝子」と重ね合わせて観ると理解はできます。
高畑智子は「クローン狩り」のため真央子を殺すために近づいたことが分かったので射殺したことが分かりますし、オク・ヨンエは「クローン狩り」から逃れて刑事である真緒子のところに助けを求めてやってきたことが分かります。
そして黒崎裕香の改心は、原作と一番異なるところです。
原作では「クローン狩り」を行っていた黒幕は、主人公サラ(「七つの遺伝子」では沙羅)に殺されてしまうのです。
おそらく、このエンディングの修正は放送途中で決まったのでしょう。
当初、裕香は沙羅に殺されるシナリオだったのが何らかの理由で急きょ変えられ、それが動機不足や回収不足に繋がったのかもしれないと個人的には思っています。
それは最後に射殺されたのかどうなのか、釈然としないエレナにも言えることで、もしかしたら視聴者の反応に左右されたのかな?
残念だったお話ばかりしましたが、それはシナリオ上のことであって、7人のキャラクターを見事に演じ分けた知英は、大女優への歩みを一歩進めた感じがします。
特にシナリオをも変えてしまったエレナの演技は見事だと思いました。
以前読んだ小説「GOLDEN SLUMBER(伊坂幸太郎著)」に登場する「キルオ」のように、ここぞという時にあらわれてくれる正義の味方(実際は正義ではないのですが)的存在が魅力的でしたね!
しかも最後のシーンでは泣かされました….
知英のインスタグラムより
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愛するエレナ。
最後の写真は沙羅に乗り移ってるように見える。シスターだから?最終回もうすぐですね。お楽しみに。
너무 너무 사랑스러운 에레나
마지막 사진은 살짝 사라 같이 나왔네유
(ハングル部分の訳)
とても愛らしいエレナ
最後の写真は、少し沙羅のように写っている
最終回は、そんなエレナのドラマになりましたね!
2月には主演映画「レオン」の公開も控えています。
サスペンスからコメディーへ、その振り幅が楽しみですね!
色々お話ししましたが、とどのつまりオーファンブラックロスです、私….(笑)

知英 関連ツイート
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