4時間で覚える北村一輝絶対攻略マニュアル
綾瀬はるか主演の、ファンタジーテイストのラブストーリー。
一般公開は、2018年2月10日からだが、一足早く、試写会での鑑賞。
昭和35年。映画撮影所で助監督として働く牧野健司(坂口健太郎)は、映画館「ロマンス劇場」の映写室に残っていた戦前の白黒映画「お転婆姫と三獣士」が大のお気に入りで、暇さえあれば館主の本多(柄本明)に頼み込んで鑑賞している。
健司はこの映画に出てくるお姫様・美雪(綾瀬はるか)にぞっこんなのだ。
ある日、奇跡が起きて、そのお姫様が現実世界にやって来た!モノクロの世界からやってきた美雪は、カラフルな現実世界の美しさに魅了される。健司のことを「しもべ」と呼んで我が儘に振る舞う美雪であったが、いつしか二人は惹かれあうようになる。だが美雪には健司に言えない秘密があった・・
実を言うと、観る前は全然期待していなかったのだが、これが予想外に良かった。恋愛モノを苦手とする人にも楽しめると思う。監督は「テルマエ・ロマエ」等の武内英樹だが、もちろん「テルマエ~」よりもずっと良く出来ている。
綾瀬はるかの魅力を見事に引き出している。美雪という女性は、時には愛らしく、時には気高く。お茶目で、我が儘で、でも実は優しくて・・というように変幻自在。モノクロの世界からやって来たので、当然、最初は「色」が付いていないのだが、ある工夫で我々の世界に上手く適合する。「なるほど!」と思わされた。
冒頭の劇中劇「お転婆姫と三獣士」が楽しい。B級テイスト満載なのだが、これで観る者を一気に物語へ引き込むことに成功している。
本作は、入院中の老人(加藤剛)が看護師(石橋杏奈)に語る形でストーリーが進行するのだが、実はこの構成には必然性があるのだ。完成度の高い脚本である。伏線回収もきちんとされているし、ランニング・タイム的にも丁度いい感じだ。
相手役の健司を演じる坂口健太郎については特に強い印象を受けなかったが、美雪を引き立てるためにはこのくらいで丁度いいのだろう。健司を慕う映画会社の社長令嬢・塔子を演じる本田翼も悪くないが、何と言ってもピカ一は、『ハンサムガイ』シリーズのヒーローで大人気スターの俊藤龍之介を演じる北村一輝。完全にドハマリ役で本作の魅力度アップに貢献している。
美雪の衣装は見所の一つである。ちょっとやり過ぎの気もするが、オードリー・ヘップバーンの影響を強く受けている。
ところで本作は色彩の美しさへのこだわりが全編を通じて見られる。普段見過ごしがちな身の回りの物や風景の持つ色彩の美しさに改めて気が付かされる。
が、一方で、モノクロームの世界の魅力も同時に味わうことが出来る。
実は我々にとっては、モノクロームの世界は、白黒写真あるいは白黒映画でしか知ることが出来ない。「モノクロの世界でどう見えるか?」はフィルムを現像してみるまでわからないのだ。白と黒のトーンだけで作り出される世界。色が付いていないからこそ表現できる美が確かに存在する。もしも美雪の出演している映画が白黒作品でなかったら、健司はここまで美雪に魅せられただろうか?
そのように考えると、この映画はカラーの美しさを訴求しているようで、実はモノクロームの世界の美しさと素晴らさを伝えたかったのでは?というのが僕の感想である。
終盤の展開は切なく悲しいのだが、ラストは救いがあり、満足感を得ることが出来た。ちなみにこのラストシーンは「タイタニック」のパクり。少しあざといけど許そう。
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今夜は映画「今夜、ロマンス劇場で」の試写会に行きました。
誘ってくれたお友達、どうもありがとうございます
会場は有楽町よみうりホール。
<キャスト>
綾瀬はるか
坂口健太郎
本田翼
中尾明慶
<ストーリー>
モノクロ映画の中のヒロインと現実世界の青年が織りなす切ないラブストーリー。
映画監督を目指す健司はモノクロ映画のヒロインである美雪に心を奪われ、
スクリーンの中の彼女に会うために映画館に通い続けていた。
そんなある日、美雪が実体となって健司の前に現わ惹かれあう。
しかし美雪には、人のぬくもりに触れると消えてしまうという秘密があった。
監督は「のだめカンタービレ」シリーズの武内英樹。
脚本は「信長協奏曲」の宇山佳佑。
設定は昭和35年。
ザ・昭和の世界観が出ています。
綾瀬はるかがとっても綺麗~
衣装も華やかで見どころの一つ。
坂口健太郎はまっすぐな青年を演じていて良いですネ・・・・
2人の恋愛にキュンキュンしちゃいました。
公開は2月10日から
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